リウマチ科について
当院では、関節リウマチ、痛風などのリウマチ性疾患や診断の難しい膠原病の診療に力を入れております。治療開始は早ければ早いほど患者様の負担も少なく、回復を目指すことができます。下記のような症状がありましたらお気軽にご来院ください。
◎リウマチ性疾患・膠原病の主な初期症状
発熱、関節痛、腰痛、肩こり、手足のしびれ、手足のこわばり、疲れやすい、皮疹、息切れ、腹痛 等
<対象となる主な疾患>
関節リウマチ リウマチ性多発筋痛症 痛風 脊椎関節症 ベーチェット病 成人発症型スティル病 全身性エリテマトーデス シェーグレン症候群 皮膚筋炎 多発性筋炎 強皮症 混合性結合組織病 血管炎症候群(高安動脈炎 巨細胞性動脈炎 ANCA関連血管炎など)IgG4関連疾患
内科について
リウマチや膠原病の患者さんは、病気や薬のために、さまざまな疾患を合併します。風邪・発熱・頭痛・腹痛などの一般的な体調不良はもちろん、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病なども含めて総合的に診察いたします。15歳以上のお子様からご高齢の方まで、気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご来院ください。
<対象となる主な症状>
発熱、咳、鼻水、頭痛、喉の痛み、胸の痛み、動悸、胸部圧迫感、息切れ、呼吸困難、脈の乱れ、めまい、足のむくみ、腹痛、嘔吐(おうと)、下痢、血尿、便秘、倦怠感、体重減少、食欲がない、何となく体調が悪い など
●精密な骨粗鬆症検査(こつそしょうしょう)が可能です
骨粗しょう症とは、加齢などの影響で骨の強さが低下するため、骨がもろくなってしまう症状のことです。自覚症状がないまま進行してしまうことが多く、特に高齢者の方の場合は転倒後の骨折(大腿骨頸部骨折)や、知らない間に背骨(特に腰椎)が(圧迫)骨折すること(いわゆる「いつのまにか骨折」)の原因になります。
また、骨粗しょう症は関節リウマチや糖尿病、ステロイドホルモン剤が原因となっているケースもあります。 当院ではDEXA(デキサ)法と呼ばれる、精密な検査が可能な骨密度測定装置を導入しています。検査のみのご来院も歓迎いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
- 正常な骨
- 骨粗鬆症
予防接種のご案内
リウマチや膠原病の患者さんは、感染症にかかりやすくなったり、重症化しやすくなったりするので、インフルエンザや肺炎球菌ワクチンなどの予防接種を行っています。予約が必要となりますので、定期受診日などにご相談ください。
健康診査のご案内
特定健康診査・後期高齢者健康診査を行っております。
健診は原則予約制になっておりますので、定期受診時に相談するか、事前にお電話を下さい。
当院でできる検査
- X線検査(レントゲン)
- 筋骨格超音波検査(関節エコー)
- 骨密度検査DEXA(デキサ)法を用いたX線骨密度測定
- 血液検査(血球数、CRP、一部の生化学検査は[迅速]で行います)
- 尿検査
- 心電図検査
- ABI/CAVI検査(動脈硬化検査)